好評いただいている着物コーデギャラリーの第二弾。
国を超えて愛されるKIMONOを、今回も皆様のご協力のもとにご紹介させていただきます。
襲名で賑う新橋演舞場
豪華な紫の総絞りで
一月の新橋演舞場ご観劇に京都からお越しの友人のこの日の装いは総絞りで華やかな装いでした。銀地のあっさりとした袋帯で上品に。
近所の氏神さまへ
羽根の小紋で初詣
2017年、年が明けて女子会で初詣へ。消炭色に可愛く飛んでいるのいるのは羽子板の羽根の
柄。なんとも楽しい小紋です。小物使いでさらに、華やかなコーデに。
酉年ににちなんで
雉の帯でおでかけ
気楽なお出かけだったので、御召の縞の着物に桃太郎の帯でカジュアルコーデ。お供がたくさんいるので酉年、申年、戌年に活躍の帯です。
松竹梅の名古屋帯に
帯締めと帯揚げではんなりと
年末から大活躍のピンクの顧問にお正月は松竹梅の名古屋帯を合せて。おもいきって黄緑の帯締めで新春の若々しさを表現してみました。京都定番の絞りの帯揚の赤も効いて、はんなりと。
小梅の総小紋に
ハイカラな帯を合せて
ぽってりとした縮緬地のお気に入りの梅の小紋に、少し洋の香りのする赤の帯を合せて。
帯の赤が目を引きます。
パステルカラーで
新年のご挨拶に
雲取りに春の花々の描かれた附下は新年のご挨拶ににピッタリの一枚です。ベージュ地で帯も合せやすく便利な一枚。この火は紺の袋帯を合せてみました。帯締めは若草色で。
十二月には
大活躍のクリスマスの帯を
ピンクの小紋にこの日合わせたのはリースの名古屋帯。この時期、忘年会などでお出かけも多い中、一本あると12月が楽しくなります。
サンタさんにちなんだ
袋柄の小紋にクリスマス帯を
ベージュ地のサンタクロースの袋にちなんだ道長袋の着物に先日のリースの帯を合せてみました。クリスマスのお呼ばれにぴったりのコーディネートです。
歌舞伎座初日
母娘でおでかけ
お正月を意識して私は雅楽の附下を、母は紫の王朝柄の着物を選んで。劇場全体がお正月の華やぎにあふれる初春歌舞伎。着物でさらに楽しくなります。
世界に注目される
KIMONOの美
日本の文化を愛してやまないオーストリアの彼女が最初のお着物に選んだのは、薄いピンクの上品な一枚。帯の色を選ばない、たくさん楽しめる小紋。
様々なシーンでお使いいただけます。
大人の男のおしゃれ
行きつく先は着物
お洋服のおしゃれを尽くしたあとは、男の着物でダンディズムに磨きをかけて。着物を素敵に着こなす男性に叶うものはありません。花街へ粋なおでかけの装いです。
いくつになっても
ピンクが好き!
抑えた色のピンクに合わせているのは亀甲の染帯。この帯の後ろにはウサギが元気にはねています。
紅ピンクのぼかしの帯締めで、かわいいを際立たせるコーデに。
客席を
華やかな装いで
御祝ムードの歌舞伎座へご観劇のこの日は、薄紫の附下に、賑々しく豪華な宝尽くしの染帯にお祝いに心をのせて。帯の華やかさが際立つコーデですね。
黒地に映える
大人かわいい
黒地に秋草のお着物をかわいくまとめているのは、珍しいピンクの染帯です。こちらも格子の中に描かれているのは宝の数々・・・お客様のお祝いに気持ちが込められています。
小京都へ
美しい京友禅に身を包んで
金沢の劇場へ、新しい新幹線に乗って小旅行へ。この日のお召物はグレー地の小紋。檜扇の京友禅に、加賀友禅の地元の方々も思わず振り返りお声をかけてくださいます。
舞妓さんのよそいき
お芝居へ
京都造形芸術大学内・春秋座での歌舞伎公演へお出かけの舞妓さんの装いです。
鮮やかな山吹色の色無地の着物に、黒の染帯を合わせて・・・
日本髪によく映える美しい取り合わせでした。
ハロウィンを
色のコーデで楽しむ
街がハロウィンで賑わう時期、着物でさりげなく仲間入り。
カボチャもドクロもありませんが街を彩る紫×黒×オレンジの色を取り込んで。
日本人らしい収穫祭はいかがでしょうか?
水色に秋草の飛び小紋を
楽しくコーディネート
やっと秋の訪れが感じられるようになってきました。
会食のこの日は水色の小紋に白地のヒヨコの帯で楽しく。前帯の図案の話題でお食事の会話も弾む、お気に入りの帯です。
祇園甲部の秋の会
温習会の装い
妹さんたちの舞台を応援に。
ピンクの小紋に大胆に描かれた菊の染帯。黒の地色が菊の可愛らしさをひきたてます。
美しい装いで客席を華やかに盛り上げて。
襲名興行へ
寿の気持ちを着物に込めて
成駒屋さんの襲名のこの日は薄色の着物に当店の金泊に扇面の帯で、お祝いの気持ちをこめたコーデで。
末広がりで縁起のよい扇面の中に、春秋お使いになられるように菊と青紅葉を描きました。
最後の歌舞練場へ
思い出の帯を締めて
建て替えのためにしばらくお休みになる歌舞練場の舞台へは紫の色無地に思い出深い帯を締めて。舞妓さんのだらりの帯から、芸妓の裾引きの帯へ。お気に入りだったので、二部式に仕立て直しをいたしました。何度も生まれ変わることのできる着物文化の素晴らしさを感じます。
ご挨拶も多い舞の会は
色無地できりりと
井上流の舞の会へは、楽屋へのご挨拶も考えて色無地に染帯を合わせて。
初日のこの日は白地にノートルダム寺院の扉を金彩で描いた塩瀬の帯に。西洋の文化を取り入れたコーデでスッキリとまとめてみました。
時雨の日本橋を
蛇の目傘でそぞろ歩き
ピンクベージュの蛍染めの飛び小紋にチャコールグレーの三つ猿の絽塩瀬を合わせて。
蛇の目傘で時雨の空模様も、楽しく歩けます。
当店オリジナル
銀箔の染帯で上品な華やかさを
祇園の芸妓さんが締めてくださっているのは当店で初挑戦した銀箔の染帯です。10月、4月のと染帯の時期のはっきりと決まっている花街で重宝される箔の帯は、色無地を華やか彩ってくれます。
お誂え、承ります。
ランチの女子会に
カジュアルコーデでお出かけ
単衣の紬に芸舞妓さんのご用達、祇園のゑり萬さんのつけ帯を合わせてみました。お洋服に例えるとカジュアルワンピースでお出かけといったところでしょうか。
白地の帯は
小物でコーデで楽しんで
濃い紫に白地の先日のコーデには差し色で明るい黄緑の帯締めと、京都らしい白地に赤の絞りの帯揚げではんなりとした雰囲気に。
小物使いでぐっと京都らしさの演出を楽しめます。
九月大歌舞伎
薄色の着物と黒の帯ではんなり
歌舞伎座へお出かけのこの日は可愛らしいピンクの附下に、絽塩瀬の黒の帯ではんなりコーデ。
鉄線を主役にした思わず振り返ってします素敵なコーデですね。
トランクに
お気に入りの着物を詰め込んで
10日間の海外旅行ということで4枚と2本のチョイスで。小紋や浴衣で軽やかに。鞄は洋服と兼用で荷物を少なくしてみました。帯締めで表情がぐっと変わります。どこにっても喜ばれる日本の美しい衣装をまとって、外国の旅をさらに思い出深くしてみませんか?
歌舞伎座へ
薄い水色の附下で
当店でお求めの絽の附下にはんなりと黒地の撫子の帯を合わせてご観劇いただきました。肩縫い上げで舞妓さんの可愛さがさらに引き立ちます。
残暑のお出かけは
白地の絽塩瀬で涼やかに
澤瀉屋さんご贔屓にお客様と女子会のこの日は単衣の変わり織の小紋に白地の沢瀉に流水に絽塩瀬を合わせて・・・帯を通じて、お芝居の話が弾みます。
夏のおよばれ
夜空に浮かぶ花火の小紋
お客様ご夫妻との会食のこの日は立て絽に花火の小紋にゑり萬さんの薄いオレンジの帯を合わせてみました。
日本人の大好きな花火の着物、少しだけ洋風な雰囲気をもっている一枚です。
京都の夏も
そろいの浴衣で涼やかに
舞妓さんが着ているのは毎年祇園で誂える揃いの浴衣。今年は団扇の柄でした。必ず白地なので、舞妓さんは明るい色の帯で華やかなに着こなします。暑さを忘れる、かわいらしい夏の姿です。
思い出の帯を
お仕立てなおしで
薄いベージュに横段の小紋に合わせた朱の帯は、芸妓時代に裾引きで使っていたものを二部式に仕立て直しして。着物は何度もでも生まれ変わることができ、その度に愛着がわき、思い出が増えます。