伝統工芸士の技

ずっと憧れだった京縫の教室へご縁あっていかせていただきました。京都でもとても有名な長艸縫工房さんの体験教室で、今回は袱紗入れに挑戦。地色のグレーは事前に決めていましたが、糸の色は当日に選ばせていただけます。今回は水色系、紫系、オレンジ系が用意されており、私はオレンジを。

紋付などのよく使われている京縫はある意味身近にあるものではありましたが、こうやって挑戦させていただいて改めて祇園にいるときになんと素晴らしい着物を着させていたんやなぁと思いました。こんな風にして、あの紋付の菊の花弁は一枚一枚化粧されていったのかと。同じ糸でも先生が針をもつと糸の艶がでます。当たり前なのかもしれませんが、目の前で見ると本当に不思議。伝統工芸士の技をこんなに近くで拝見できて、とても幸せな時間でしたいつか時間と財力ができたら通いたいなあ・・・。