お店出しから6日間、屋形の玄関をにぎやかに彩る
目録。圧巻の迫力です。
芸妓の衿替えの時にも同じように玄関が華やかに飾られます。見ているだけで心の浮き立つ目録。
このポスターのようなものは目録とよばれいていて、たとえて言えば、ロビーのお花にのようなものに相当するように思われます。お店出しの前日に、衣装を着せ終わった男衆さんが屋形にきて貼ってくれます。けっこうな大きさですし、貼るときの序列もあるので、男衆さんにしかできません!
見習いさんのお茶屋さんをはじめ、姉妹筋のお姉さん方、お出入りの呉服屋さん、役者さん、ご贔屓のお客様。まだデビュー前なのでご贔屓は、ひいてくださったお姉さんのご贔屓さんが贈ってくれるのです。なかなか粋ですよね。
手書きで書かれた絵にはそれぞれ寿ぎの意味が込められています。なかなかポップな色使い(笑)。
普通はこれを見ることはかないませんが、実は見れるところがあるのです!!祇園の佐川急便さんには、オープン時に贈られた目録がそのまま貼られています。荷物を出すついでに、ちょっと立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
コメントをお書きください
紫陽花 (日曜日, 05 6月 2016 10:33)
何とも粋な目録。手書きと聞いて脈々と受け継がれる伝統を今更ながら感じる「ひとこま」ですね。
巷の私たちは、古きものをノスタルジックな思いを持って興味を抱くのですが、「今その時」が京都
祇園には流れていることにあらためて感じいってしまいます。。。
ちひろ 向日葵 (日曜日, 05 6月 2016 22:19)
目録の絵もきっと
序列で前に出過ぎないようにとか豪華な順番があるのでしょうね(^-^)
風習 習慣 私が今まで知らないことをお話くださるココ 本当に好きですo(^▽^)o
文才がないので 上手に表現することも お伝えすることも出来ていませんが
σ(^_^;)
大好きなココを覗かせて頂くことを楽しませて頂いております