昭和の初めに九州・大分で創業された長吉呉服店。
大叔父がはじめた呉服のお商売は、大叔父の早世で祖母が継ぐことになったそうです。その後時代は、着物から洋服中心の時代へ。長吉呉服店もその後、衣料のナガヨシへ名前を変えていきます。今は兄が4代目で衣料と介護用品を中心としたお店になりました。それでも、ずっと着物が好きだった祖母と母が、呉服部門を縮小しながらも残しておいてくれました。前回の里帰りで、実家の古いアルバムで写真を探したのですが・・・出てくるのは、イベントものの記念写真か、家で宴会しているお写真ばかり(苦笑)。真面目に店頭や店内で撮ったお写真がみつかりません!!
イベント好きも、芝居好きも、脈々と流れるDNAのものだとよくわかります(笑)。
大分の片田舎で、いろんなものを呼んできてたんですねぇ・・・。
第二次世界大戦も、バブル崩壊も乗り越えてお店を守り、育てていたご先祖さまたち。たくさんの白黒の写真にとても励まされます。きっとお客様に喜んでいただけることを、ああでもない、こうでもないと、模索しつづけいていたのだと思います。今の世の中で、呉服を続けるのは難しいと心配の声もたくさん頂きましたが、私はどうしても挑戦してみたくて、今の情報ツールであるネットで始めることにしました。
我が家にはお商売に関する家訓が多数あり、それを標に何十年の時を経て、長吉呉服店の独立再建に挑みます。
どうぞ、皆さま、お力添えのほどをよろしくお願いいたします。
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